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エレベーター用語集
「短縮バッファ」
エレベーターの緩衝器は、かごやつり合おもりが万一これに衝突したときの運動エネルギーを吸収するものであるから、そのストロークは、エレベーターの速度の2乗に比例して大きくなる。
油入緩衝器は、一般に衝突したものを平均1g(gは重力の加速度)の減速比で減速、停止できるように設計されるので、速度300m/min以上のエレベーターでは、緩衝器が長大となり、ピットの深さが建物の階高以上にもなって現実的でなくなる。
このため、終端階強制減速装置を設けた場合は、その装置により減速された速度に相当する緩衝器を用いてもよいとされている。
これを短縮バッファという。
短縮バッファは、通常定格速度が240m/min以上のエレベーターに用いられる。